2011年11月22日火曜日

ペルーの通貨と両替


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通貨の紹介

ペルーの通貨はヌエボ・ソル(Nuevo Sol)です。

今年になって新紙幣が発行されるなど、通貨は新旧デザインが入り混じっています。


旧デザイン紙幣表 新デザイン紙幣表
旧デザイン紙幣裏 新デザイン紙幣裏
新旧デザイン硬貨表




ペルーの通貨は偽造が多く出回っているため、注意が必要です。

(偽造通貨の見分け方は別ページで解説します)


紙幣は200、100、50、20、10ソル紙幣があり、硬貨は5、2、1ソルと50、20、10センティモ(Centimo)硬貨があります。
新旧デザイン裏




1ソル=100センティモ
の関係です。メートルとセンチメートルの関係と同じなので分かりやすいでしょう。







両替の相場

2011年10月時点でおおよそ以下のような相場関係です。

$1 = 2.7 s/.
$1 = ¥76
1 s/. = ¥30

大きく相場が動かない限り、おおよそ1ソル≒30円と思っていれば良いでしょう。


追記:2013年5月9日
大きく相場が動きましたね。
ドル・ソルは少しだけドルが安く、そして円はかなり安くなっています。
$1 = 2.6 s/.
$1 = ¥100
1 s/. = ¥38




最新の相場は以下の通りです。














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2011年11月20日日曜日

持ち物:お勧め財布



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ワレットセーフ100



南米などのあまり豊かではない国を旅行する際には、どんな財布を使用するか注意する必要があります。

一番安全なのは、小銭だけをポケットに入れておいて、大きなお金を持ち歩かないこと。

でも、それって現実的ではありませんよね。
かといって、大きな財布をジャラジャラ使うのはスリに狙ってくださいと言っているようなものです。
これがワレットセーフ100の外観だ

そこでお勧めなのがいわゆるチェーンウォレットです。
財布をチェーンでバッグやベルトなどに固定できるため、スリを防止できる優れもので、様々なメーカーが発売しています。

中でもお勧めなのが、パックセーフ(PacSafe)のワレットセーフ100(walletsafe100)です。

このワレットセーフはシリーズでいろいろなサイズのものがありますが、このワレットセーフ100の大きさが絶妙で、使いやすいこと間違いなしです。
ワレットセーフ100の背面


ワレットセーフ100は三つ折にしてベルクロで固定する仕組みになっています。

写真はまっすぐにした背面です。

真ん中に見えるファスナーが小銭入れになっています。
ベルクロを開かずとも小銭が取り出せる仕組みです。



チェーンは外れにくい仕組み

そして、注目していただきたいのが、このチェーン。
フック部分に工夫がされており、ロックを解除しないと着脱ができないようになっています。

万が一勝手にチェーンが外れたりすることがないので安心です。






使用しない場合のチェーンの収納場所も

また、使用しない際はチェーン用のポケットに収納しておくこともできます。

このポケットはベルクロで閉じることができるので、普段は小銭やレシートなどを入れておくこともできます。







ワレットセーフ100の内側


財布の内側は、6枚のカード収納に、1枚の窓付きカード入れ、そして札入れとなっています。

半透明の窓の部分には免許などの身分証を入れるのも良いでしょう。






お札入れはファスナー式 仕切りあり



札入れ部分はファスナーで閉じることができるので、会計時にお札を見られることを防ぐことができます。


また、スリットで2つに分かれているので、2カ国の紙幣を分けて入れることもできます。







実際に使ってみた感想ですが、「持ち物:お勧めショルダーバッグ」で紹介しましたシティセーフとの相性が非常によく、ショルダーバッグ内のリングにチェーンを固定できるため、安全に買い物を行うことができています。

欲を言うと、小銭入れがもう少し要領がほしいところですが、財布が大型化するのは好ましくないので、無駄を省いた良い設計だと思います。

コンパクトなので、ズボンのポケットに入れるのもありだと思います。



購入はこちらから
パックセーフ ワレットセーフ100 ブラック 12970060001000
小銭要れタイプのワレットセーフもあります。
パックセーフ ワレットセーフ50 ニュートラルグレー 12970059003000





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持ち物:お勧めショルダーバッグ



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シティセーフ200
シティセーフ100
ペルーやその他南米では、地区により治安がよくない場所が多々あります。
また、一般に治安が良いとされている地域でも、強盗などの凶悪な犯罪に巻き込まれないとしても、スリや引ったくりなどは頻繁に起こっています。

クスコにおいても、警官が多く大胆な犯罪は少ないですが、カメラや財布などをすられたという話は良く聞くものです。

付属の説明書

そこでお勧めしたいのが、パックセーフ(PacSafe)のシティセーフ(CitySafe)というバッグです。

このバッグは海外旅行時の町歩きに最適なセキュリティ機能を備えた、トラベルバッグです。


特筆すべきは、バッグの下半分に金属ワイヤーのメッシュが埋め込まれているので、「バッグをナイフで切り裂いて、落下した中身を奪い取る」という手口の強盗から手荷物を守ることができるという点です。

大きさの比較 下はA4用紙

このメッシュはバッグの内側を触ると容易に確認できます。


バッグの大きさは2種類あります。
シティセーフ100は女性のハンドバッグより、いくらか多くのものが入る程度です。
ちょっと男性には不向きでしょう。

シティセーフ200はA4サイズの書類もぴったり入るサイズで、こちらは男性が使用しても違和感がありません。
では、それぞれの細部を見ていきましょう。

シティセーフ100の外観

・シティセーフ100

こちらが小型の方の外観です。

コンパクトな設計で、いくらか女性っぽさがあります。
中身は旅行で必要なもの:財布、パスポート、ガイドブック、ポーチなどをすべて入れるのにはちょうどいいサイズです。

500ml・600mlペットボトルもギリギリ入らないこともないのですが、他の荷物があるならちょっと無理な感じがします。
このシティセーフ100は女性向きのバッグなので、ペットボトルなどかさばる荷物は男性に持ってもらって(笑)、このバッグには必要最低限のものや貴重品、女性の身の回りのものを入れるようにするのがいいと思います。



ショルダーストラップの付け根


ショルダーストラップは注目ポイントです。


写真を見るとわかるように、ストラップの両端が縫われています。
これは内部に金属ワイヤーが仕込まれているからなんです。
良くある引ったくりの手口に「カッターでショルダーストラップを切り、バッグを引っ張って奪い取る」というものがあります。
ショルダーストラップを使っていると、安心して逆に無防備になり、簡単にストラップを切られてバッグを奪われてしまうわけです。

シティセーフではそれを防止するために、瞬時に切ることのできないストラップを採用しているわけです。

ストラップの着脱システム

ストラップの逆側は、ナスカンで着脱可能となっています。
これは、飲食店などでバッグを椅子に絡めるためのものです。

ストラップをはずして、椅子の背もたれなどに通し、再びナスカンで留めることで、バッグを盗もうとしても椅子に固定されているため盗むことができなくすることができます。

これは本当に優れものの機能ですね!
飲食店で友達と会話に夢中になっているうちに、気付いたらかばんがなくなっていたなんてことを防ぐことができます。


ストラップの付け根の下部分には小さな外部ポケットがあります。
携帯電話やiPodなどを入れることもできますが、セキュリティを考えると、ガムやメモなどを入れるにとどめた方が良いと思います。

ファスナーが開かないようにロック!

もうひとつのセキュリティの工夫は、バッグのメインファスナーをロックするシステムです。

ストラップの裏側にナスカンが付いており、それでファスナーを留めておくことができるのです。
これで、バスなどでこっそり鞄を開けられて中身が物色されるということがなくなるでしょう。。



仕切りの多い収納

では、バッグの内装を見ていきましょう。

写真が見にくいですが、内部にはたくさんの仕切りがある収納ポケットが付いています。

黒い部分は大口のファスナーポケットがあり、カード収納とベルクロ留めのポケットがあります。
このベルクロのポケットには携帯電話や財布を入れられるでしょう。
このポケットの上部にはリングがあるため、チェーンウォレットを繋ぐのがベストだと思います。
⇒お勧めチェーン・ウォレット
ファスナーポケットにはパスポートなどを

反対側にはファスナーポケットがひとつ用意されています。

これはパスポートを入れるのにもってこいのサイズです。
プラスチックのリングがあるので、鍵をつなぐのも良いかもしれません。



では、次に大きい方のシティセーフ200を見ていきましょう。


・シティセーフ200
シティセーフ200

こちらのシティセーフ200はA4サイズで、男性にも違和感なく使える仕様になっています。


セキュリティのために備えている機能はシティセーフ100と全く同じです。


ですが、サイズアップしているために、収納に関してはいくらかパワーアップしています。









最大の違いは背面のポケット

シティセーフ100との一番の違いは、背面にファスナーポケットが装備されていることです。

旅行中にパンフレットや地図など頻繁に取り出すものを入れておくことができます。
もっとも、セキュリティ上、貴重品はここに入れずに、メイン収納に入れるべきでしょう。







ペットボトル入れ 折りたたみ傘にも

もう一点うれしい追加機能は、ペットボトルを入れることのできるサイドポケットが装備されていることです。

何も収納しない場合は小さく畳むことができますが、ボトルを収納する際には、ボタンをはずしてポケットを広げることができます。

ここにペットボトルや折りたたみ傘などの縦長のアイテムをしまうことができます。
旅行中にはペットボトルは頻繁に使用するので、便利な機能と言えるでしょう。







内部収納も強化
  

内部の収納も大きい分、いくらか強化されています。

ファスナーポケットが横に大きくなった他、写真のようにベルクロ留めのポケットが2つに増えています。
幅の狭い方は携帯電話、広い方は財布かコンパクト・カメラをしまうのにぴったりです。




こちら側はシティセーフ100と同じ



内部収納のこちら側は違いがありません。

やはり鍵やパスポートなどをしまうのに適していると思います。




ここまで、製品を紹介いたしましたが、管理人はこの両方を実際に使用しております。
今のところ、これを使用している間に盗難にあったことはありません。
何より、セキュリティに配慮しているバッグを持っているという安心感は大きいものです。


ストラップにワイヤーが入っているので、荷物が重たいと肩が痛いというマイナス点もありますが、デザインもそこそこ悪くないので、大変お勧めです!
旅行用バッグの定番になることでしょう。

購入はこちらから
PacSafe(パックセーフ) シティセーフ100  12970018
PacSafe シティーセーフ200 12970019




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2011年10月24日月曜日

プーノへの行き方


 プーノへの行き方

プーノ(Puno)はペルー(Perú)の南部、ボリビアとの国境付近の町で、有名なチチカカ湖の観光をするための拠点となる町です。

このページでは各観光地からプーノへアクセスするための方法についてまとめます。






 リマからプーノへの行き方

リマからプーノへは飛行機かバスを利用してアクセスできます。
(これから加筆します)


 クスコからプーノへの行き方

クスコ(Cusco)からプーノに向かう方法は飛行機、バス、電車の3つの選択肢から選ぶことができます。
それぞれの方法について説明いたします。

・飛行機

(これから加筆します)


・バス
バスを利用する場合、長距離バスのターミナル(Terminal Terrestre)へ行き、チケットを購入する必要があります。
ターミナルへはクスコのセントロからですと、タクシーで3ソルで行くことができます。
タクシーに行き先は「テルミナル・テレストレ」(Terminal Terrestre) と伝えてください。

ターミナル内には沢山のバス会社のカウンターがあるので、自分の希望に合わせて選ぶことができます。

ペルー人向けの最も安いチケットの相場は15ソル(約450円)です。
ですが、もっとも安いバスは狭い上に、不衛生な(本当に臭い)ペルー人が乗り込んできて沢山の荷物を運んだりするため、車内環境は劣悪になります。

ですから、最安値よりも高めのバスを選ぶと、快適に旅行ができるでしょう。
倍の30ソルを出せば、新しいモデルのバス(座席が4列ではなく3列でゆったりしている)に乗ることができます。





・電車
むちゃくちゃ高いし遅い
(これから加筆します)





 アレキパからプーノへの行き方
 ナスカからプーノへの行き方



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2011年10月4日火曜日

マチュピチュへの行き方



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⇒こちらも併せてお読みください:マチュピチュ入場の方法


 マチュピチュへの行き方

ツアーを申し込めば、送迎付で何の問題もなく行くことのできるマチュピチュ遺跡(Machu Picchu)ですが、自力でマチュピチュに行くためには多少の知識と、英語力(本当はスペイン語ができるとベスト)が必要になります。

このページでは自力でクスコ(Cusco)からマチュピチュへ行く方法についてまとめます。
マチュピチュにアクセスするには、まずクスコまで来ている必要があります。
クスコはマチュピチュ観光の拠点となる街ですので、このページではクスコからのアクセスを前提としています。

マチュピチュへのアクセスの基本的な流れとしては

クスコ→ポロイ(電車に乗る)→アグアスカリエンテス村→マチュピチュ遺跡
クスコ→オリャンタイタンボ(電車に乗る)→アグアスカリエンテス村→マチュピチュ遺跡

の2つの方法があります。
アグアスカリエンテス村からマチュピチュ遺跡までは遺跡専用のバスが出ているので、クスコからアグアスカリエンテスまでどのようにして行くかが問題です。


 クスコからアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)までの行き方

マチュピチュ遺跡のすぐ下にあるアグアスカリエンテス(Aguascalientes:マチュピチュ村) に行くためには電車を利用する以外の方法はありません。
(厳密には長距離を歩いても良いなら他の方法もありますが、かなり時間の無駄です)

以前はペルーレイル社のみがアグアスカリエンテス行きの列車を運行していましたが、現在では価格競争のために他の2社も参入しました。
2011年10月現在、ペルーレイルとインカレイルがWEBサイトからのチケット購入に対応しています。
マチュピチュトレインはもうすぐ対応とサイトに表示されていますね。
以下にそれぞれのWEBサイトを紹介します。

・ペルーレイル(PeruRail)
・インカレイル(Inca Rail)
・マチュピチュトレイン(MachuPicchu Train)


なお、電車の運行区間はペルーレイルがクスコ(Cuzco)-マチュピチュ間なのに対し、インカレイルとマチュピチュトレインはオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)-マチュピチュ間のみとなっています。



聖なる谷の地図
このオリャンタイタンボとはマチュピチュに程近い、聖なる谷(Valle Sagrado)内の遺跡なので、所要時間2時間程です。

なので、マチュピチュ旅行ではオリャンタイタンボを拠点にする人が多いです。
クスコからの電車はスイッチバックが多い、山岳の列車で大量の観光客を運びきれないため、オリャンタイタンボからの列車を増やしているようです。




ですから、ペルーレイルのクスコ駅をりようするか、オリャンタイタンボまでバスやタクシーなどを利用して移動する必要があります。
(ツアーでは観光バスで聖なる谷の遺跡を回り、オリャンタイタンボから電車に乗り換えるケースが多いです。マチュピチュからの帰路はアグアスカリエンテスからクスコ駅までペルーレイルの電車を利用するようです。)


ちなみにペルーレイルの言うクスコ駅は実はポロイ(Poroy)という駅で、クスコ市街地から車で20分程離れています。(少々だまされた気分になります・・・)
以前にはクスコ市街地にあるサン・ペドロ駅を使用していたのですが、2009年から同駅が使用されなくなったので、観光客はポロイ・クスコ間を何らかの交通手段で移動しなくてはならなくなりました。(非常に、非常に不便です)


以下にクスコからポロイ、オリャンタイタンボまでの行き方を説明します。
クスコ市内バス停マップ(暫定版)



 クスコ・オリャンタイタンボ間の交通

クスコからオリャンタイタンボまで行くには、まずウルバンバ(Urubamba)という町まで乗り合いタクシー(コレクティーボ:Colectivo)もしくはバスで行き、ウルバンバでオリャンタイタンボ行きのバスに乗り換える必要があります。
逆にオリャンタイタンボからクスコに行くには、上記の逆のルートで移動してください。

クスコからウルバンバへ行くバスは複数の場所から出ています。
(現在路線情報を確認中のものもあります)


クスコ→ウルバンバのバス停
バス
・アベニーダ グラウ525(Av. Grau 525)
チンチェロ経由ウルバンバ行き チンチェロ2ソル ウルバンバ3.5ソル

・カイェ ププティ(Calle Puputi)
ピサック経由ウルバンバ行き ピサック2ソル ウルバンバ3.5ソル

・アベニーダ トゥジュマユ(Av. Tullumayu)
ピサック経由カルカ行き ピサック2ソル カルカ2.5ソル

乗り合いタクシー(コレクティーボ)
・パビート(Pavitos)
ウルバンバ行き 5ソル(?要確認)

・アベニーダ ワスカル(Av. Huascar)
ウルバンバ行き 5ソル?(ピサック・カルカ経由??要確認)



ウルバンバ→オリャンタイタンボのバス停
ウルバンババス停(Terminal Terrestre de Urubamba)
アベニーダ フェロカリル(Av. Ferrocarril)
オリャンタイタンボ行き 1ソル
(テルミナル・テレストレはどこ?と聞けば誰でも教えてくれます)

大きな地図で見る



 クスコ・ポロイ間の交通

ポロイ駅からペルーレイルの電車に乗る場合、クスコからポロイ駅まで移動しなくてはなりません。
ポロイまでは上記で紹介したパビート(Pavitos)の乗り合いタクシーで途中のポロイで降ろしてもらうか、以下のイスクチャカ(Izqchaka)行きのバス・乗り合いタクシーで途中下車する方法があります。


・チェコリョチャヨク(Cheqollochayoc)
イスクチャカ行きバス 1.2ソル(土日は1.5ソル)
イスクチャカ行き乗り合いタクシー 2.5ソル
(Poroy baja  ポロイ バハと運転手に伝えておけば、ポロイ駅で降ろしてくれます。うっかり忘れるとポロイ駅を通り過ぎてイスクチャカまで行ってしまいます)


以上、マチュピチュまでの行き方でした。
不明な点や間違い、他の行き方がありましたら、コメント欄でぜひ教えてください。
バス乗り場はたくさんあるようなので、また調べたら記事を更新いたします。







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⇒こちらも併せてお読みください:マチュピチュ入場の方法





2011年10月3日月曜日

マチュピチュ入場の方法


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⇒こちらも併せてお読みください:マチュピチュへの行き方



※重要な変更※
2012年7月19日より、マチュピチュ入場券購入サイトで、VISAカードでの支払いが不可能になりました。
不正なカード使用が多いためで、この問題が解決するまでクレジットカード支払いができない状態が続くそうです。
WEBページで申し込んで、クスコで支払う方法もありますが、支払い期限もあるので確実とはいえません。
実情、自由旅行でマチュピチュに行く方法は、運任せで現地でチケットを手配するか(かなりリスクが高い)、ツアー会社に依頼する以外なくなりました。




マチュピチュ(Machu Picchu)の入場については、度々ルールが改変されて混乱が生じることもあります。

2011年にも大きな変更があったため、きちんと新しい情報を仕入れておかないと入場すらできない可能性もあります。
以下に最新の情報を挙げます。


 入場券を購入する

かつてはマチュピチュの入場券は旅行代理店を通して購入するか、アグアスカリエンテスの窓口で購入することができました。
しかし、2010年12月よりWEBサイトを通しての購入が可能になり、将来的には窓口販売自体を終了する動きとなっているようです。

また、2011年7月より、マチュピチュ遺跡は1日2500人の入場制限が課されるようになりました。
さらに、以前は無料の整理券を受け取って入場が可能だったワイナピチュも、2011年7月より有料の予約制へと変更されました。

これらをまとめますと、要はマチュピチュ遺跡やワイナピチュへの入場は、事前に入場券を購入しておかないといけなくなったということです。

ですから古い情報を信じて、現地購入も可能だと考えて旅行すると、実際には遺跡に入ることができないという悲しい結果になりかねません。
必ず、十分前もって(できれば一ヶ月前)チケットを購入するか、旅行代理店に依頼し、入場券を入手してからマチュピチュの旅程を立ててください。

なお、クスコ市のチケット購入サイトで、カレンダーの日付ごとにあと何人が入場可能か調べることができます。⇒マチュピチュ入場券購入サイト
各金額は次の項目で取り上げていますが、インカ道についてはWEBサイトでは購入できません。

サイト上部のメニューバーの“CONSULTAS”と書かれているボタンをクリックすると、以下の遺跡の入場者数を知ることができます。(チケットが購入できるのはマチュピチュとラクチ、モライだけ)

MachuPicchu   マチュピチュ
Camino Inka   インカ道

Raqchi       ラクチ
Moray       モライ
HuchuyQosqo   ウチュイコスコ
Tipon        ティポン
Tarawasi      タラワシ
Pikillaqta      ピキリャクタ
Choquequirao   チョケキラオ


実際にはマチュピチュとインカ道以外は常に入場者数に余裕があるため、特にチェックする必要はありません。
逆に特にインカ道はしばらく先までチケットが完売しているので、2ヶ月前には手配をしておきたいところです。(インカ道のチケットは現在WEBサイトでは購入できません。旅行代理店にて手配してください。)




 マチュピチュの入場料

マチュピチュは人気の世界遺産のため、入場料も強気で度々値上げを行っています。
ですから、料金についても古い情報とは大分変わっていることでしょう。

以下のサイトで入場料について知ることができます。
⇒マチュピチュ料金表

このサイトに書かれている区分はそれぞれ以下を意味しています。
ADULTO EXTRANJERO     外国人の成人
ESTUDIANTE EXTRANJERO  外国人の学生
ADULTO NACIONAL       ペルー人の成人
ESTUDIANTE NACIONAL    ペルー人の学生

つまり、外人とペルー人で料金が異なっています。(しかも2倍も違います)
学生料金もあり、半額程になるため在学中の方は必ず利用してください。(学生料金の場合、WEBサイトでの購入はできません。
また、クスコ県の住民は無料で入場ができます。

参考のため入場料を以下に記します。(外国人料金です。)


・マチュピチュ遺跡のみ
成人 126ソル / 学生63ソル

・マチュピチュ遺跡とマチュピチュ博物館
成人 148ソル / 学生74ソル

・マチュピチュ遺跡とkm.104地点からのインカ道一日トレッキング

成人 146ソル / 学生83ソル

・マチュピチュ遺跡とマチュピチュ山

成人 140ソル / 学生70ソル


・マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山(7:00~8:00にワイナピチュ入場)
成人 150ソル / 学生75ソル


・マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山(10:00~11:00にワイナピチュ入場)
成人 150ソル / 学生75ソル




以上を参考に、マチュピチュへの旅を準備してくださいね。




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⇒こちらも併せてお読みください:マチュピチュへの行き方



高山病対策:基礎知識と対策方法


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 高山病対策

ペルー旅行で一番心配になるのが高山病ではないでしょうか。
高山病が重度に発症した場合、命に関わったり、後遺症が残ったりする可能性があります。
軽度の発症であったとしても、1・2日程動けなくなることもあるので、旅程に大きな影響が出て、行くはずだった観光地にも行けなくなる残念な結果になることもあるでしょう。

ですから、 高山病についての知識を最低限持ち、前もって準備しておく必要があります。
このページでは旅行に必要な最低限の情報をまとめて紹介しています。
ペルー旅行を計画されている方は是非、参考にしてください。
(もっとも、ここに書かれている対策を全部行ったとしても、体質や体調などにより高山病が発症する可能性がありますので、くれぐれもご了承ください。)

なお、高山病についてのより詳しい情報は姉妹ブログの「クスコに死す」で取り上げています。

⇒クスコに死す:高山病対策



 高山病とは?

高山病とは簡単に言うと、酸素が欠乏するために生じる症状のことです。
標高が高くなると空気が薄くなるため、2400メートルを超えた辺りから体が酸素不足の状態となり、頭痛や疲労感、吐き気などを発症するようになります。

ひどい場合には、脳への酸素不足が続き、後遺障害が残る可能性もあります。



 どうすれば防げるか

高山病による被害を減らすには、予防をすることが一番です。
発症してから対処するよりも、前もってできることは全て行っておきましょう。


1.体調を整えておく

旅行中はどうしても疲れがたまりやすいものですが、疲労したままクスコやプーノなどの標高の高い場所に行くのは危険です。
前日は十分な睡眠をとり、体調を整えておきましょう。
これだけでも大分高山病の発症を抑えられます!
また、安いからといってリマ→クスコを飛行機ではなく、バスで移動するとかなりの疲労がたまり高山病になってしまうケースもあります。(所要時間が飛行機:1時間に対し、バスは20時間以上

また、クスコに着いてからも、その日は他の予定を入れず、ただゆっくりしていてください。


2.徐々に標高を上げる

標高が0メートルのリマから、標高3400メートルのクスコに移動する場合、急激な標高差のため高山病が発症する確立が高くなります。

なので、途中に中間くらいの標高の場所を経由し、そこで一日滞在して体を慣らし、さらに高い標高に備えるのは効果的です。
管理人は標高2335メートルのアレキパ(Arequipa)がお勧めです。

もしくはクスコ市のすぐ隣の町、ウルバンバ(Urubamba)が標高2871メートルなので、クスコよりもすごしやすいでしょう。
もしウルバンバで体を慣らすなら、クスコから2時間ほどのバスを利用するか、乗り合いタクシーで行くことが可能です。
クスコに到着したらすぐにウルバンバに移動し、1日滞在した後、ウルバンバからマチュピチュを目指すと良いでしょう。



3.高山病を防ぐ行動をとる

高山での行動で幾つかの点を意識して気をつけているなら、高山病の予防となります。

まずは呼吸の仕方ですが、意識して深呼吸をしてください。
コツは息をしっかり吐くことです。
吸って、吐いて、もう一度吐いて~ と言う具合で肺の空気を入れ替えてください。

粉末ポカリスエット
次に大事なのは水分と糖分をしっかり摂取することです。
甘いジュースを多めに飲むのが良いでしょう。
高山では食欲がなくなることが多いので、飲み物でしっかりカロリーをとりましょう。
日本から粉末のポカリスエットを持っていって、現地のペットボトル水と混ぜるのもお勧めです。
↓こちらのサイトで購入することができます。
ポカリスエット 74g×5包


加えて、体を暖かくし、リラックスさせることも大切です。

そして、次の行為は避けてください。
・アルコールの摂取(数日後なら大丈夫かも)
・運動(酸素がより不足してしまう)
・到着してすぐの睡眠(睡眠中は呼吸が浅くなるため)



アセタク(アセタソラミド)の錠剤
4.薬やサプリを活用する

高山病対策で有名な薬はダイアモックス(ペルーではアセタソラミドAcetazolamide)とソロチピル(Sorojchipill)の2つでしょう。

このうち、ダイアモックス(アセタソラミド)の方は高山病に効果があるという科学的な根拠を得ています。
空港やクスコ市内の中心部の薬局で購入することができます。(日本で購入するのは処方箋が必要なため難しい)
体の大きい人は一回一錠(250ミリグラム)を朝夕それぞれ、小柄な方は一回半錠(125ミリグラム)を朝夕に服用してください。
高山到着後すぐに服用を開始し(到着前から服用していた方が良い)、2日ほど続けてください。

オキシショット(酸素ボンベ)
副作用として、指先のしびれや頻尿・多尿となる場合がありますが、服用を止めると収まるので心配する必要はないでしょう。
服用時にはカリウムが不足するので、バナナやオレンジを食べて補うことも勧められています。


もうひとつのソロチピルの方はアスピリンとカフェインが主成分のただの頭痛薬です。
高山病の症状である頭痛を緩和するだけなので、高山病薬と呼ぶことはできないでしょう。
バファリンなど国産の頭痛薬でも同様の効果を得ることができるでしょう。


また、クスコの薬局では酸素ボンベも入手することができます。
これは高山病の症状を緩和するのに、また息切れを起こしている時などに効果があるでしょう。



通常サイズ
もうひとつ、当サイトでかなりお勧めしているのが、飲む酸素とも言われている、オーツープラスダイレクトです。
エバニュー社が開発した、水に酸素を閉じ込めたサプリです。
水に数滴たらして飲用することで、胃から直接酸素を吸収することができます。
スポーツや登山に活用されているようなので、高山でも威力を発揮してくれるでしょう。

管理人も、知人がクスコに来た際に実際に使用してみましたが、(たまたまかも知れませんが)高山病になった人は4人中誰もいませんでした。

劇的な効果をもたらすサプリではないかもしれませんが、あると安心だと思います。

オーツープラスダイレクトは以下のサイトで購入できます。
エバニュー(EVERNEW) オーツープラス ダイレクト EBY560
エバニュー(EVERNEW) オーツープラス・ダイレクト ミニ EBY563
エバニュー(EVERNEW) オーツープラス・ダイレクト ストロング EBY564





逆に、食べる酸素と呼ばれるサプリは山岳ショップなどで高山病対策として売られていて、クスコの観光客も持って来る方が多いですが、根拠に乏しく、効果は期待できないと思われます。





 もし重度の高山病が発症したら?

十分対策を講じても、高山病が発症する場合があります。
軽度であれば、1・2日の休息で回復しますが、重度の場合にはどうしたらよいでしょうか?

できることは2つです。
速やかに標高の低い場所へ移動するか、病院に行くことです。
旅程や金額を心配するよりも、自分の体を一番に考えて、すぐに行動してください。
手遅れになった場合、脳に障害が残ることがあります。

ですから、高山病は発症してから対策するのではなく、予防を行い未然に防ぐのが最も効果的です。





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