2011年8月30日火曜日

ペルー旅行の予定の立て方:バックパッカーコース


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ペルー旅行には、管理人お勧めの回り方が2通りあります。

2つ目のこのバックパッカーコースは、荷物をホテルに預けることなく全部持ち歩いて、低予算で各観光地を回るためのコースです。。

もう一つの回り方はこの「バックパッカーコース」に対して、便宜上通常コースと呼びます。
⇒通常コースはこちら


バックパッカーコースの構成は大体こんな感じです。

日数時刻内容
1日目15時成田空港発 アメリカの空港で乗り換え

22時リマ空港着 空港で雑魚寝一泊
2日目12時ナスカ行きバス

20時ナスカ着 ホテル一泊
3日目7時地上絵フライト

21時アレキパ行き夜行バス
4日目6時アレキパ着 カニョン・デル・コルカツアーの申し込み その後市内観光
5日目6時カニョン・デル・コルカツアー 一泊
6日目20時ツアー終了 プーノ行きの夜行バスに乗る
7日目6時プーノ着 バス停でチチカカ湖ツアーを申し込む

8時チチカカ湖ツアー 島に一泊
8日目14時ツアー終了 クスコ行きの夜行バスに乗る

21時クスコ着 ホテル泊
9日目8時マチュピチュツアーを申し込みにいく 市内観光・シティツアー(サクサイワマンなど)
10日目7時マチュピチュツアー オリャンタイタンボなど遺跡見学後、アグアスカリエンテスにて一泊
11日目5時マチュピチュ入山

15時マチュピチュからクスコへ電車 クスコに一泊
12日目14時リマ行きバス
13日目11時リマ着 リマ観光


(ここでイキトスやフリアカなどの北部の予定を入れても良い)

22時リマ空港発 アメリカで乗り換え
14日目14時成田空港着



上記の時刻はおおよその目安で記したものです。
バックパッカー向けのコースを選択すると、通常コースより1日だけ旅程を短くすることができます。

上記のコースを実際の航空券の発着時間や、バス・ホテルなどの予約に合わせてカスタマイズしてください。

リマの滞在を伸ばしたり、北部の都市を含めたり、アレキパかプーノ、ナスカを削ったりとカスタマイズの仕方は様々です。
これだけ予定を詰め込むと、体力がもたない可能性も有りますので、旅の後半の移動日などは一休みできる日を加算すると良いかもしれません。


このコースの特徴は全ての旅程をバスで行くので節約できると言うことです。また、拠点となるホテルがなく、常に荷物を全て持ち歩く必要があります。
バックパッカーや旅慣れしている人は荷物も最小限なので、このコースを選ぶと良いでしょう。

このコースの利点は費用の点だけではありません。
標高0メートルのリマから、標高2300メートルのアレキパを経由して、標高3800メートルプーノに向かうので、アレキパで高山の体慣らしを行うことができます。
そのため、リマから直接標高3400メートルのクスコに行く場合よりも、高山病のリスクを減らすことができます。

荷物の少ない方は、是非こちらのコースを利用してみてください。




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ペルー旅行の予定の立て方:通常コース


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ペルー旅行には、管理人お勧めの回り方が2通りあります。

一つ目のこの通常コースは、荷物を全部持ち歩きたくないので、拠点となるホテルに荷物を預けて、それぞれの観光地に向かう方法です。
もう一つの回り方の「バックパッカーコース」に対して、便宜上こちらを通常コースと呼びます。
⇒バックパッカーコースはこちら


通常コースの構成は大体こんな感じです。

日数時刻内容
1日目15時成田空港発 アメリカの空港で乗り換え

22時リマ空港着
2日目7時リマ発クスコ行き飛行機

8時クスコ着 ホテルにチェックイン マチュピチュツアーを申し込む 後一日休む(高山病対策)
3日目7時シティツアー(サクサイワマンなど)

21時プーノ行き夜行バス
4日目6時プーノ着 バス停でチチカカ湖ツアーを探し申し込む

8時チチカカ湖ツアー開始 浮島などを回る そのまま島に一泊
5日目15時チチカカ湖ツアー終了 バス停でアレキパ行きバスに乗る

21時アレキパ着 ホテルで一泊
6日目一日カニョン・デル・コルカツアーの申し込み アレキパ市街観光
7日目6時カニョン・デル・コルカツアー 一泊
8日目20時ツアー終了 クスコ行きの夜行バスに乗る
9日目7時クスコ着 ホテルで休んだ後クスコ市街観光
10日目7時マチュピチュツアー オリャンタイタンボなど遺跡見学後、アグアスカリエンテスにて一泊
11日目5時マチュピチュ入山

15時マチュピチュからクスコへ電車
12日目7時クスコ発リマ行き飛行機

8時リマ着 ホテルにチェックイン 荷物を預け、ナスカ行きのバスを探す

14時ナスカ行きのバス

22時ナスカ着 ホテルへ
13日目7時地上絵のフライトへ

10時リマ行きのバス

18時リマ着 リマ観光へ
14日目一日リマ観光


(ここでイキトスやフリアカなどの北部の予定を入れても良い)

22時リマ空港発 アメリカで乗り換え
15日目14時成田空港着



上記の時刻はおおよその目安で記したものです。
やはりこれだけ観光地を詰め込むと2週間はかかりますね。
旅行会社のツアーですと8,9日程で観光名所を回りきる旅程のツアーが販売されていますが、そのような短縮ツアーですと、プーノで島に一泊できなかったり、アレキパに行くのに街を見るだけでカニョン・デル・コルカに行けなかったりと 、肝心の部分が抜け落ちているものです。十分注意してください。自分で旅程を組む方がツアーで行くよりペルーを楽しむことができるでしょう。

上記のコースを実際の航空券の発着時間や、バス・ホテルなどの予約に合わせてカスタマイズしてください。

リマの滞在を伸ばしたり、北部の都市を含めたり、アレキパかプーノ、ナスカを削ったりとカスタマイズの仕方は様々です。


このコースのポイントはリマとクスコが観光の拠点になっていることです。
つまりリマのホテルに大きな荷物を預け、身軽にして北部やナスカに行くこと、そして、クスコのホテルに荷物を預けて、マチュピチュやプーノ、アレキパなどの都市を観光します。

こうすることで、キャリーバッグなどのかさばる荷物をいつも持ち歩く必要がなくなります。
ホテルを常に借りていなければなりませんが、リマのホテルの相場は一泊20ドル、クスコでは10ドルほどなので、決して高くはないでしょう。
むしろ、クルース・デル・スール社やオルメーニョ社などの高級バス会社では、荷物の重量に応じて料金を加算しているので、大きな荷物を持ったままバスに乗ると思わぬ出費がかかることもあります。
ですから、重たい荷物はホテルに置いて、身軽になって旅行をしましょう。



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2011年8月29日月曜日

ペルー旅行の予定の立て方:旅程の組み方


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 旅行の順路をどう決めるか

ペルー旅行の予定の立て方:お勧め観光地一覧においてペルー旅行で訪れるべき観光地を決定する参考情報をお伝えしました。

訪れる都市が決まったら、今度は回り方を決めなければなりません。
どんな順序で旅行するのが良いのでしょうか?

順路を決める上で欠かせない、交通情報を図にしましたので、ご覧ください。


赤丸が各観光地を、赤い線が陸路での交通、青い線が空路を表しています。


これを見ると、ペルーの観光地はリマ以南とリマ以北、そして孤立してイキトスがアマゾンの中にあることが分かります。

そして、リマは各都市へ陸路・空路共に交通手段を持っていることが分かります。

この地図を元に旅順を定めるには、リマから初めて一筆書きで各都市を繋いでいけばいいわけです。

しかし、その前に幾つか考えるべき要素があります。


・陸路(バス)はかなり長時間である
例えば、リマ-クスコ間はおよそ20~22時間、リマ-アレキパ間は13~16時間と非常に長いです。
そして、道路の状態が良いとは限りません。ガタガタ道を長時間揺られると体調が悪くなる場合もあります。
バスで旅行するなら、近い都市間を繋ぐようにして利用するのが良いでしょう。

・高山病に注意する
リマやナスカなどの海岸都市は標高0メートルですが、クスコやプーノなどのアンデス山脈中の街は標高3000メートルを越える高山地帯です。
リマからクスコに到着した観光客の多くは高山病に悩まされます。
特にバスを利用した場合は、車酔いと長時間の拘束が相まって、かなりの重症になる可能性もあります。
これを予防するには、高山病対策の薬や酸素ボンベなどを利用するか、徐々に高度を上げて体を慣らすために標高2300メートルのアレキパを経由することです。

・ペルー以外の国を見るか
チクラヨまで行くならついでにエクアドルへ足を伸ばすことができます。また、プーノからボリビアに、アレキパからチリに出国する旅程を組むこともできるでしょう。



これらをふまえて旅程を組むなら以下のようになるでしょう。



コース1 通常コース(詳しくはここをクリック

リマ
↓(飛行機)
クスコ → マチュピチュ
↓(長距離バス)
プーノ → チチカカ湖
↓(長距離バス)
アレキパ → カニョン・デル・コルカ
↓(長距離バス)
クスコ
↓(飛行機)
リマ → ナスカ、チクラヨ、イキトスなど
↓(飛行機)
帰国


この旅程では、旅の拠点をリマとクスコに置くことにします。
ナスカやチクラヨ、イキトスなどはリマを拠点に、マチュピチュ、プーノ、アレキパはクスコを拠点とします。
旅の荷物が多い場合、キャリーバッグを引っ張りながらの長旅は難しいものです。
このコースでは拠点となるリマ、クスコで荷物をホテルに預け、身軽にして各観光地に出向くことができます。
旅費が多少高くつくので、バックパッカーには向かないかもしれません。
通常旅程の詳細はこちらのリンクをご覧ください。



コース2 バックパッカー向けコース(詳しくはここをクリック

リマ
↓(長距離バス)
ナスカ
↓(長距離バス)
アレキパ → カニョン・デル・コルカ
↓(長距離バス)
プーノ → チチカカ湖
↓(長距離バス)
クスコ → マチュピチュ
↓(長距離バスまたは飛行機)
リマ → チクラヨ、イキトスなど
↓(飛行機)
帰国

この旅程ですと、全ての交通手段を値段の安い長距離バスにすることができます。
しかし、夜行バスを利用する場面も多くなりますし、旅行中は荷物を全部持ち歩かなければなりません。
ですから、バックパッカー向けの順路と言えるでしょう。
バックパッカー向け旅程の詳細はこちらのリンクをご覧ください。




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ペルー旅行の予定の立て方:お勧め観光地一覧


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⇒ペルー旅行の予定の立て方:旅程の組み方に進む


 ペルーの代表的な観光地

ペルーを旅行する前に、まず決めたいのが観光で、どこをどういう順序で巡るかです。
日本からペルーへ旅行する場合、飛行機だけで片道1日かかってしまいます。
あまり長期の休暇を取ることは普通難しいので、最大でも2週間程に旅程を収めなければなりません。
でも、ペルーは広いですし、全ての街をまわる余裕はないでしょう。

ですから、旅程を組むためには観光地をリスト化して、優先順位をつけておくと良いでしょう。
そして、日数と予算の範囲内で優先順位の上位から旅程に組み込んでいきましょう。




ではまず、ペルーの観光地を一般的な順序(地球の歩き方に載せられている順)に並べてみます。
観光地名をクリックすると、紹介ページへジャンプします(現在作成中)

1.リマ
国際空港があるので、陸路で入国するのでない限り、必ず訪れることになる都市です。
ペルーの首都で、南米有数の大都市ですし、食事もここが一番美味しいので、一日くらいは滞在してもいいかと思います。
日数: 1、2日 見所は多いが、優先度は低い。ゆっくりしたいなら、博物館や遺跡もあるので、もっと日数をかけることもできる。


2.ナスカ
地上絵で有名な街で、海岸砂漠地帯ならではの広漠とした景色も印象的です。
セスナで地上絵を上空から見ることができるほか、プレインカの遺跡を見ることもできます。
日数:1日 セスナのフライトは15分ほど。朝早くに地上絵を見て、終わったらすぐ次の観光地に向かえばよい。


3.クスコ
インカ帝国の首都だった都市で、街全体が世界遺産です。マチュピチュを観光するためにはクスコを拠点として移動しなければならないので、必ず立ち寄ることになるでしょう。
日数:1~2日 クスコの町自体は小さいので数時間で回れる。近隣の遺跡のツアーも半日で行くことができる。


4.マチュピチュ
言わずと知れた空中都市マチュピチュ。
数ある世界遺産の中でもブッチギリの人気を誇るマチュピチュは、ペルーを旅行したなら必ず訪れないわけにはいきません。
日数:1~2日 日帰りでマチュピチュツアーも行くことができるが、バタバタする上にワイナピチュに登れないのでお勧めできない。聖なる谷を含んだ2日のツアーが良い。


5.プーノ
船舶が航行する湖としては世界一の標高を誇るチチカカ湖畔の町プーノ。
チチカカ湖の浮島やトトラ船は一見の価値ありです。
標高が非常に高く、空気が綺麗な上に、夜は島の明かりが全く消えるので、絶景の星空を眺めることができます。
管理人の個人的には一番お勧めのスポットです。
日数:1~2日 チチカカ湖のクルージングツアーは日帰りと島に一泊する一日半のものがあるが、個人的には一泊するツアーをお勧め。


6.アレキパ
火山岩によって作られた、白い町並みが美しい、ペルーではリマに次ぎ2番目に大きい都市です。
大空を舞うコンドルを観察できる、カニョン・デル・コルカに行くならアレキパからツアーを利用しないといけません。
日数:1~3日 美しい街を観光するだけなら1日で十分。カニョンデルコルカのツアーは1日のツアーと2日のツアーがあるため、最大3日の滞在となる。


7.ワラス
ペルー最高峰のワスカラン山の麓の高原の町です。
ワスカラン国立公園内の美しい自然を楽しんだり、ブランカ山群と呼ばれる6000メートル級の山々をトレッキングすることができます。
登山家なら訪れたい場所でしょう。
日数:1~数日 国立公園に立ち寄るだけなら1~2日程でも観光可能だが、本格的なトレッキングを行うなら一週間程の滞在になると思われる。


8.トルヒーヨ
ペルー第3の規模の大きな都市です。古い建造物や、種々の遺跡を楽しめます。
日数:1日 それ程見所はない。


9.チクライヨ
シパン遺跡とシカン遺跡によって一躍有名になった都市です。
黄金細工の栄えた古代のペルーの遺跡を見ることができます。
日数:1日 シパン遺跡とシカン遺跡を同日で回るツアーがある。


10.カハマルカ
ペルー北部の都市。インカ皇帝も入ったといわれる温泉や他の遺跡があります。
日数:1日 それ程見所がない。


11.イキトス
アマゾン内部の都市です。アマゾンツアーに行くなら、この都市から申し込むことができます。
日数:2~5日 アクセスが飛行機しかない。アマゾンツアーは日帰りもあるが、奥地まで行くなら2,3日のツアーを選ぶとよい。




 どの観光地に行くべきか

さて、ここまで、各観光地を見てきましたが、実際どのように旅程を組んだら良いのでしょうか?
日程が1ヶ月ほどあるなら、全てを見て周ることが可能でしょう。
しかし、十数日の限られた旅程であるなら、優先順位下位のスパッと観光地を切り捨てなければなりません。
上記のリストの日数の項目を参照して選んでください。

では、優先順位の考え方ですが、やはり知名度の高い場所ほど、お勧めとなります。
必ず行きたい場所・都合上行く場所は以下のようになるでしょう。

絶対行く場所
・リマ(国際空港がある)
・マチュピチュ
・クスコ(↑マチュピチュに行くとなると必然的に立ち寄る)
・プーノ(チチカカ湖)
・ナスカ(地上絵)

上記の5箇所は確定的として、後は目的や好みで選びましょう。
私のお勧めとしては
・アレキパ(飛んでいるコンドルを見たい・高山病対策)
・イキトス(アマゾン体験をしたい)


では、行きたい観光地が決まったら、順序をどうやって決めたらよいのでしょうか?
次のページで解説します。



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