2011年8月29日月曜日

ペルー旅行の予定の立て方:旅程の組み方


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 旅行の順路をどう決めるか

ペルー旅行の予定の立て方:お勧め観光地一覧においてペルー旅行で訪れるべき観光地を決定する参考情報をお伝えしました。

訪れる都市が決まったら、今度は回り方を決めなければなりません。
どんな順序で旅行するのが良いのでしょうか?

順路を決める上で欠かせない、交通情報を図にしましたので、ご覧ください。


赤丸が各観光地を、赤い線が陸路での交通、青い線が空路を表しています。


これを見ると、ペルーの観光地はリマ以南とリマ以北、そして孤立してイキトスがアマゾンの中にあることが分かります。

そして、リマは各都市へ陸路・空路共に交通手段を持っていることが分かります。

この地図を元に旅順を定めるには、リマから初めて一筆書きで各都市を繋いでいけばいいわけです。

しかし、その前に幾つか考えるべき要素があります。


・陸路(バス)はかなり長時間である
例えば、リマ-クスコ間はおよそ20~22時間、リマ-アレキパ間は13~16時間と非常に長いです。
そして、道路の状態が良いとは限りません。ガタガタ道を長時間揺られると体調が悪くなる場合もあります。
バスで旅行するなら、近い都市間を繋ぐようにして利用するのが良いでしょう。

・高山病に注意する
リマやナスカなどの海岸都市は標高0メートルですが、クスコやプーノなどのアンデス山脈中の街は標高3000メートルを越える高山地帯です。
リマからクスコに到着した観光客の多くは高山病に悩まされます。
特にバスを利用した場合は、車酔いと長時間の拘束が相まって、かなりの重症になる可能性もあります。
これを予防するには、高山病対策の薬や酸素ボンベなどを利用するか、徐々に高度を上げて体を慣らすために標高2300メートルのアレキパを経由することです。

・ペルー以外の国を見るか
チクラヨまで行くならついでにエクアドルへ足を伸ばすことができます。また、プーノからボリビアに、アレキパからチリに出国する旅程を組むこともできるでしょう。



これらをふまえて旅程を組むなら以下のようになるでしょう。



コース1 通常コース(詳しくはここをクリック

リマ
↓(飛行機)
クスコ → マチュピチュ
↓(長距離バス)
プーノ → チチカカ湖
↓(長距離バス)
アレキパ → カニョン・デル・コルカ
↓(長距離バス)
クスコ
↓(飛行機)
リマ → ナスカ、チクラヨ、イキトスなど
↓(飛行機)
帰国


この旅程では、旅の拠点をリマとクスコに置くことにします。
ナスカやチクラヨ、イキトスなどはリマを拠点に、マチュピチュ、プーノ、アレキパはクスコを拠点とします。
旅の荷物が多い場合、キャリーバッグを引っ張りながらの長旅は難しいものです。
このコースでは拠点となるリマ、クスコで荷物をホテルに預け、身軽にして各観光地に出向くことができます。
旅費が多少高くつくので、バックパッカーには向かないかもしれません。
通常旅程の詳細はこちらのリンクをご覧ください。



コース2 バックパッカー向けコース(詳しくはここをクリック

リマ
↓(長距離バス)
ナスカ
↓(長距離バス)
アレキパ → カニョン・デル・コルカ
↓(長距離バス)
プーノ → チチカカ湖
↓(長距離バス)
クスコ → マチュピチュ
↓(長距離バスまたは飛行機)
リマ → チクラヨ、イキトスなど
↓(飛行機)
帰国

この旅程ですと、全ての交通手段を値段の安い長距離バスにすることができます。
しかし、夜行バスを利用する場面も多くなりますし、旅行中は荷物を全部持ち歩かなければなりません。
ですから、バックパッカー向けの順路と言えるでしょう。
バックパッカー向け旅程の詳細はこちらのリンクをご覧ください。




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