2012年6月19日火曜日

ペルー旅行のコツ(1)タクシーに乗るとき

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新しくペルー旅行のコツ というコラムを連載したいと思います。
ちょっとした旅行の時に心がけておくといい点などを紹介していきます。

早速、第一回目ですが、タクシーを捕まえる時のコツを取り上げます。


南米旅行でボッタクリの被害に遭いやすい場面の筆頭がタクシーです。
相場と乗る場所をわきまえていれば、被害を抑えることができるでしょう。


・タクシーの相場
 全ての場所での相場は私も分かりませんし、取り上げることができないので、リマとクスコに限定して相場をお伝えします。

リマ
・空港からは20-25ソル
空港からセントロやミラフローレスまでタクシーに乗る場合、20ソル以下にはまずなりません。
空港が市街地からかなり離れているためです。
荷物でトランクなどを持っている場合は5ソルほど高くなることがあるので、交渉しましょう。

・セントロ-ミラフローレス 15ソル前後
空港以外の場所では、例えばミラフローレスからセントロまでタクシーを走らせるとすると、大体15ソル以下で行くことができます。
もっと近い距離であれば、交渉で値段を下げることができるでしょう。


クスコ
・空港からセントロは5ソル
荷物があると6,7ソルになることもあります。

・市内での交通は4ソルほど
クスコ市内は狭いので、ほとんどの場所を移動する際に5ソル以上払う必要はありません。
一番安い料金はクスコでは3ソルです。
ほんのちょっとの距離なら3ソルでいけるので、ふっかけられないよう注意しましょう。



・乗る場所
タクシーに乗る時には、タクシーを捕まえる場所も考えた方がいい場合があります。

例えば、空港であれば空港の敷地内ではなく、空港から出て道路でタクシーを捕まえた方が確実に安いです。
それは、観光客の足元を見て高い金額を受け取ろうとする運転手が多いためと、空港の敷地内で客引きをするために空港に車の入場料を支払っているためです。
例えばリマであれば、空港内でタクシーに乗ると30ソルのところが、空港の外だと20ソルになります。
クスコでは空港内なら15ソルのところ、外だと5ソルほどです。

なので、少々面倒でもいったん空港の敷地を出てからタクシーを探しましょう。


同じ理由で、例えばマチュピチュなどのツアーの終了ポイントに待機しているタクシーや、バスターミナルで客を呼んでいるタクシーも値段が高いことがあります。
少し場所をずらすなどの工夫で出費を抑えることができるでしょう。




加えて、これは私見ですが、最初に高い金額を吹っかけてくるタクシーは、たとえ交渉で値段が下がるとしても乗らない方が無難と思っています。
というのは、最初に吹っかけてくる人は隙さえあれば高く徴収してやろうという性格の人なので、例えば道が混んでいたとか思ったより遠かったなどと後から難癖をつけて、結局高い金額を受け取ろうとしてくるからです。
高いから乗らないと伝えると、急に値段を下げてくる運転手は要注意です!!


あと、タクシーの料金はできるだけ、お釣りのいらないぴったりの金額を払いましょう。
お釣りがないと嘘をつかれて、釣銭を奪われる可能性があります。
また、5ソルを渡したのにすり替えて2ソルしかもらってないという詐欺もあります。
(5ソルと2ソル硬貨はそっくり)


最後に、人を見る目の自信のある人は、タクシーの運転手と交渉しながら顔をよく見て、信用できる人か判断してください。
でもそこまでできる人は、きっと旅でも危ない目に遭うことはないですね。



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2 件のコメント:

  1. いつも楽しくブログを見てます!

    数年前に個人旅行で初めてペルーに行った時、空港から市内までタクシーを使って25ドル取られる洗礼を受けました。ものすごいボラれようですよね(笑)
    クスコは町の中心部では一律2ソル、コレクティーボで0.5ソルの記憶がありますが、高くなったのは景気が上向きになったからでしょうか?
    観光立国なら早くタクシーをメーター制にしてほしいですね。いや、逆にメーターに細工される可能性がありますかね(^_^;)

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  2. kenzo様

    25ドルですか。取られてしまいましたね(汗
    でも、そういう失敗談も含めて旅の思い出にしていただくのがいいですよね。
    現地の人でもなければ、相場はわかりにくいですものね。

    >クスコは町の中心部では一律2ソル、コレクティーボで0.5ソルの記憶がありますが、高くなったのは景気が上向きになったからでしょうか?

    よく覚えておられますね!
    バスもかつては0.5ソルだったのが0.6ソル、路線によっては0.7ソルに値上げされています。
    パンも一個0.1ソルから小麦の値上げに伴い0.2ソルが標準に・・・

    ペルーは毎年10%程の割合で経済成長を遂げていると、どこかで読みました。
    10%って、相当な数字だと思われませんか?

    どんどん色々なものが値上げしていて、とりわけ現在マチュピチュ入場料とペルーレイルの運賃がとても高いです。
    ペルー旅行をするなら、早目がいいのではと知り合いにも勧めています。


    タクシーですが、メーター制は難しそうですね。
    やっぱり機材が高くつくので、観光客のためだけに導入はないかなと感じます。
    というか、ペルーは観光が3番目に大きい産業で、観光客からお金を取れるだけ取ろうという姿勢もありますね。
    今後、入国税として2,30ドルを入国時に徴収しようという法案も出ているようです。

    マチュピチュ人気にあぐらをかくような態度ですが、他では見られない観光資源があるので強気なんですねー


    管理人Jorge

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