2011年9月20日火曜日

持ち物:お勧めバックパック


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クアンタム55+10

機動性のある旅行を楽しみたい場合、荷物はキャリーバッグよりもバックパックで運びたいものです。

数あるバックパックの中でも、最高の性能を誇るのが、ドイター(DEUTER)社のクアンタム(QUANTUM)というシリーズです。


サイズ別にクアンタム55+10とクアンタム70+10の2種類があります。
それぞれの数字は収納容積をリットルで表しており、+10の表記は雨ぶたの高さ調節によって得られる拡張容量のことで、それ以外に取り外し可能な小さいデイパックの容量が18リットルあります。

クアンタム70+10
このバックパックは非常に優れた機能を備えているので当ブログでは一押しのバックパックですが、メーカーホームページでは細かい機能についての説明や画像を載せていないため、この記事でご紹介いたします。
なお、メーカーによれば、これはバックパックとスーツケースの中間という位置づけで、トレッキングザックの堅牢製とトラベルパックの使いやすさを併せ持っていると書かれています。
実際、トレッキングにも旅行にも使える最高の性能をこのバッグは持っているのです。

それでは各機能を解説します。

右サイドベルトには小物収納ポケットが

右サイドベルトですが、ここにはファスナー式の小物収納用ポケットが取り付けられています。
ここに携帯電話やポケットティッシュなどを入れておくと非常に便利です。

旧型(左)と新型(右)を見ると随所に変更が見られる








管理人はこのバックパックのファンで、2007年に購入したクアンタム55+10と2011年に購入したクアンタム70+10の2つを所有しています。
右の画像はデイパックを取り外した新旧両機種の比較画像です。
カラーリング以外にも随所に変更が見られます。

特に、背面の上下に持ち運びようのハンドルが新しく付いた点が注目ポイントです。
下部のファスナー

また、背面が大きく開く、フロントアクセスを採用しているため、荷物のパッキングが容易です。


バックパック下部には上下にファスナーがあります。
上のファスナー(グレーと薄いグレーの境目)は本収納部とは仕切られた下部収納部へのアクセスとなっており、靴や傘などを入れるのに便利です。
この下部収納部はやはりファスナーにより、本収納部と一体化することが可能です。

また、下のファスナー(左下に見える青い部分)はレインカバー兼トランスポートカバーの収納部です。
バックパックの腹部

今度は腹部の比較です。
新旧機種に大きな違いはありません。



ここで注目したいのが、バリクイックシステムと名付けられている、ショルダーストラップの取り付け位置を簡単に変更できるシステムです。

これにより、バックパックを良いバランスで背負うことができます。

バリクイックシステム

バリクイックシステムはショルダーストラップをベルクロによるベルトでバックパック本体に取り付けており、ベルトをどこに通すかで高さを変更することができます。
詳しくは右の画像を見てくださいね。

これは非常に革新的なシステムで、体格や荷物に応じて最適な位置を定めることができます。
雨ぶたの上部の収納








雨ぶたの上部にはかなり大きく口の開く収納があります。
急に取り出す必要のあるものを収納するのに適しています。
旅行ガイドブックや地図などが良いでしょう。








雨ぶた内部の収納


雨ぶたの内部にもファスナーによる収納があります。

ここには小分けにしておきたいものを入れ瑠ことができます。
私は予備のポケトティッシュやスーパーのビニール袋などを入れています。






雨ぶた上部のベルト用



雨ぶたの上部にはシェラフ等を取り付けるためのストラップ用リングが付属しています。

拡張性はばっちりということですね。
新旧取り外し可能デイパック
取り外し可能なデイパックの新旧比較です。
旧型にはナスカンが付いていますが、使用したことはありませんでした。
新型は非常にすっきりしたデザインに変更されています。

背面のポケットも縦長になり使いやすくなりました。

デイパック部分の一番大きな変更点は容量拡張用のファスナーが付いている点です。
通常では非常に薄くスマートですが、拡張ファスナーを開くと18リットルにまで容量がアップします。
拡張ファスナーを開くと大容量に

 
拡張前は非常に薄い







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デイパック内部の収納

 デイパック内部にはファスナー付き収納と、仕切りの2つの収納があります。
デイパックだけを取り外して街を歩くときには、ファスナーの方には貴重品を、仕切りの方には地図や雑誌などを入れて持ち運ぶことができるでしょう。



旧型のデイパックの取り付け方法
このデイパックの本体への取り付け方法も新旧で大きく変わっています。

旧型の場合、デイパックをバックパックに取り付けるには、リングにアタッチメントパーツを通して取り付ける特殊なものでした。

詳しくは画像を見てください。
新型のデイパックの取り付け方法


それに対し新型では、右の写真のように、通常のバックルと同じシステムのため、取り外しが容易にスムーズに行うことができます。
シェラフやマットの取り付けも簡単

クアンタムにはサイドにコンプレッションベルト(荷物を締め上げてコンパクトにするため)が取り付けられていますが、ここに長いものをはさんでおくことも可能です。

下部にはマットやシェラフ用の取り付けベルトもあるため、色々な場所にキャンプ用品などの取り付けが可能となっています。

画像は、シェラフが無かったためバスタオルで代用です(汗



レインカバーを装着
クアンタムは標準でレインカバーが付属しています。
レインカバーは本体下部にバックルで固定することができます。
大き目のつくりで、ストラップで締め上げてサイズを合わせるため、バックパックに大量の荷物を収納している場合でも使用可能です。

レインカバーのおかげで急な雨にあっても、荷物をぬらさずにすみます。


全部閉めればトランスポートカバーに

レインカバーのふたを閉めてストラップをしまえば、トランスポートカバーにもなります。
このカバーをすることで、飛行機に荷物を預ける際に中身が飛び出てしまうことを避けることができます。

カバーにはハンドルも付いているためとり回しが容易ですし、ネームプレートもあるため万が一同じバッグを使用している人がいたとしても、誰の荷物か判別が可能です。






ここに挙げられなかった他の機能としては、両サイドにペットボトルなどを入れるメッシュポケットがあること、チェストストラップで胸部の締め付けが可能なことなどがあります。

いずれにしても、このバッグの便利さは使用してみればすぐに分かることでしょう。
特に、ペルー旅行では、道路の舗装が悪いためキャリーバッグよりもバックパックの方が持ち運びがしやすい利点があります。
また、マチュピチュ、インカ道やティティカカ湖、カニョン・デル・コルカなどはちょっとしたトレッキングなので、バックパックの装備が必要となります。

男性には大きなクアンタム70+10を、女性には一回り小さいクアンタム55+10をぜひお勧めします。
↓販売ショップのページはこちら
DEUTER(ドイター) クアンタム 70+10 D35179 (カラー:アンスラサイト×フリント 419)
DEUTER(ドイター) クアンタム 55+10 D35169 (カラー:アンスラサイト×フリント 419)





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